ARTWORKS

名和 晃平 / kohei nawa



Concept Room No.154
彫刻家・名和晃平氏によるコンセプトルーム。部屋全体を「重力」というテーマで構成しています。部屋全体を薄いグレーのトーンに統一し、素材感が際立つ空間としています。メインの壁面には、垂直に張ったキャンバスの上から絵の具を流して描いた平面作品「Direction」が展示されています。対面する壁面には、振り子式のドローイング装置によって描きだされた平面作品「Moment」、その頭上には、藤元明氏とのコラボレーションで生まれた「PixCell- Axe(Mica)」が壁に突き刺さっています。また、振付家 ダミアン・ジャレとのコラボレーションによるパフォーマンス「VESSEL」のダンサーたちを彫刻にした作品や、庭には重力・空間・生命の関係性を表現する彫刻「Ether」を配置しています。室内にあるテレビはミラーテレビとなっていて、客室に入った時に風景が反射し、庭を取り込むようなデザインになっています。


Title:Moment#78
H190 x W300 x D44mm
acrylic on paper
2015年
unique


Title:Totem ( 1/3_Black Si_VESSEL ) ed.3/10
H380 x W330 x D320mm
Mixed media
2016年
Edition 1/10
1,000,000 円 税別 / SCAI THE BATHHOUSE


Title:PixCell-Axe(Mica)
H172 × W372 × D95mm
Mixed media
2016年
Unique
4,800,000円 税別 SCAI THE BATHHOUSE Kohei Nawa | Akira Fujimoto


Title:Swell-Deer
H1770 × W1580 × D480mm
Mixed media
2012-2016年
Unique
要問合せ SCAI THE BATHHOUSE


Title:Swell-Tiger
H700 × W1600 × D550mm
Mixed media
2012-2016年
Unique
要問合せ SCAI THE BATHHOUSE


Profile

名和 晃平
1975年大阪府生まれ。 彫刻家。 京都造形芸術大学大学院美術研究科教授。
2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科 博士(後期) 課程彫刻専攻修了。2009年京都市伏見区にクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」を設立。 主な個展に2011年東京都現代美術館「名和晃平-シンセシス」、2015年 PACE LONDON 「FORCE」など。 独自の概念 “PixCell” を機軸に、ビーズ、プリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど様々な素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を広げている。